稽古前後には黙想で心を静めますまずは稽古を始めるにあたり、参加者全員で黙想・礼を行います。
そして、稽古中に怪我の起こらないよう、日本空手協会独自の準備体操を念入りに行います。
地道な反復練習で根気と地力を養います松濤館流空手道の基本となる稽古です。
体の移動を伴わずに、その場で突き・蹴りの稽古を行う「その場基本」では、拳の握り方から、立ち方、突き方などに重点を置いた反復練習を行います。
その後は、突き・蹴り・受けを、前進・後退・転身等の移動をしながら稽古する「移動基本」を行います。
型「慈恩」古来から伝わる「型」を稽古します。空手道の「型」は、単身で演武するという特徴があります。
移動基本をより複雑に組み合わせ、応用技を多数取り入れた稽古となります。
自由一本組手2人組でお互いに攻防の練習をします。
あらかじめ攻め・受けの技を決めた「約束組手」から、技を限定せずに行う「自由組手」など、各道場生のレベルに応じて危険のないレベルの稽古を行います。
簡単な体力補強の運動を行ったあとで、整理体操を行い、稽古で酷使した体を感謝の気持ちをもってほぐします。
ユーモアを交えた訓話のひととき道場生全員で道場訓を唱和、黙想し、空手道の稽古に励む目的を再確認し、指導して下さった先生、共に稽古に取り組んだ他の道場生の皆さんに対して、お互いに礼をします。
吉武師範からの訓話・連絡事項等の後で、後片付けを行い、1日の稽古が終了します。
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